解放感はほどほどに

投稿:2023年5月27日塾長のブログ

多くの高校では定期試験がそろそろ終わる頃ですね、お疲れさまでした。

試験1週間前辺りになって慌てて準備を開始するという生徒もいるようですが、それではやっぱりうまくいかないですよね。先を見据えて日頃から学校の授業も大切にしてもらいたいと思います。そうすれば、定期試験前でも通常の受験勉強を並行して行うことができ、志望校がグッと近づくのです。

では日々の学校の勉強は何をしたらいいのかというお話をします。得意科目は予習中心、苦手科目は復習中心にします。今回は復習に関してお話をします。自分のやり方が確立していて、うまくいっている人はそれを変える必要はないですよ。

①復習はその週のうちに行う

その日が無理ならば週末までにすること。溜め込んでしまうと、「もういいや、やーめた。」となってしまいます。

②理解に徹する

授業内容を理解することに注力して、暗記すべきことをノートや単語カードにまとめておくこと。暗記までしないといけないと思うと長続きしないので、とにかく「理解」して「あとは覚えるだけ」にしておきます。

③質問して疑問点を解決

理解できない点は先生に質問して解決しておくこと。先生の所に質問しに行くのに二の足を踏んでしまうのもわかります。それなら、毎週金曜日の放課後は質問に行くなど質問をルーティンにしてしまうのです。普通、質問をされて嫌な顔をする先生はいません。もちろん、先生があまりに忙しそうならば、後で改めて質問に行くなどの心配りも必要ですよ。

そして、試験1週間~10日前から暗記と実践演習をスタートしていきましょう。内容の理解は済んでいるはずですので、余裕を持って行うことができるはずです。

ところで、学校の授業内容は受験に役立たない、自分は総合型入試(推薦入試)は諦めたといって授業を疎かにしている生徒がいますが、それはいけません。毎日学校で授業に費やしている時間を考えれば、それがいかに勿体ないことなのかわかりますよね?そういった授業の中にも、必ずや役立つ事項が含まれているはずです。授業内容全てを放棄するのではなく、それらを拾っていくことが将来大きな力になるのです。学校の授業時間を無駄にしてはいけません。

ひとまず定期試験が終わり少しのんびり過ごしたい気持ちもわかりますが、来週の月曜日から是非実践してみてください。

もし勉強法などでお困りのことがありましたら遠慮なくお早めに相談してくださいね。