前回のブログで英英辞典を使うことを勧めましたが、どれを選んだらいいのかわからないという人のために今回はオススメの英英辞典を紹介しますね。電子辞書に入っているなどで、既に別のものを持っている人はわざわざ買い替えなくていいですよ。使い続けてみて、使いづらいと感じた時に買い替えましょう。
高校生にオススメの英英辞典の1冊目は、「ロングマン現代英英辞典(LDOCE)第6版」です。
なんといってもこの辞典の特徴は、定義語彙数が2,000語と少ないことです。定義語彙数とは単語を説明するのに使われる語彙数です。つまり、基本単語で説明してくれているということで、説明に使用している単語の意味がわからないということが少ないということになります。高校生はまず定義語彙数の少ないこの辞書で、英英辞典に慣れるといいと思います。収録項目数は230,000です。
2冊目は、「オックスフォード現代英英辞典(OALD)第10版」です。
定義語彙数は3,000語とロングマンよりかなり多くなります。その分、ニュアンスの違いを細かく学べるので、語彙力・英語力に自信のある人にはオススメです。収録項目数は228,000とロングマンより若干少ないですが、これだけあれば普段使う分には問題ないと思います。
この2冊がオススメですが、もう1冊挙げるとすると、「コウビルド英英辞典(CCAD)改訂第9版」です。
この辞書の特徴は、多くの他の英英辞典が単語をphrase(句)で説明しているものが多いのに対して、単語をsentence(文)で説明しているというところです。定義語彙数は2,500語です。
他にも色々ありますので、書店で見比べてみるといいと思います。大切なことは、自分が使いやすいものを選ぶことです。当塾にもありますので使ってみてくださいね。
時間のある時にペラペラ英英辞典をめくってみましょう。知っているはずの単語に思わぬ発見があるかもしれませんよ。