前回のブログ「こんな生徒は要注意!(口癖編)」では、「行動」を起こすことが大切であるとお伝えしましたが、今回はその行動に関しての注意点です。以下に当てはまっていたら要注意ですので改めましょう!
●復習を一度しかしない
復習は目的ではなく手段です。復習を作業的に行なえばいいのではなく、目的は知識の定着を図ることです。一度復習を行なっても必ずや忘れます。忘れるという事を忘れないでください。
できる生徒においては、記憶を維持し、定着させるためにどんなサイクルで復習を繰り返すのか、どのように行うのか、そしてそれでも定着しなかったらどうするのかが確立されています。
●ノートを眺める復習
よほど関心のある分野であれば話は別ですが、答えや解説の書いてあるノートを眺めていてもほとんど効果はなく、それはやった気になっているにすぎません
また、単に答えを覚えてしまっては意味がありません。自分で解説できるようになるまで粘り強く考え、理解できるようにしましょう。特に、文法問題を解く際のリーズニング(理由・根拠を見つけること)は怠りがちなので注意してください。
そして重要なことは、理解した後に、アウトプットを繰り返すことです。これを行なって初めて力となります。
●学校の定期テスト前にバタバタする
定期テストはある日突然やってくるわけではありません。入試同様、事前に実施日が決まっているものです。いつも試験前にバタバタしてしまう計画性がない生徒は改めないといけません。
定期試験のたびに試験勉強で余裕がなくなり、その結果、それまで積み上げてきた塾等の通常の学習を遮断してしまうことは受験において大きなマイナスになるのです。
●スマホの利用制限をしていない
相当強い意志を持たなければ大人でもダラダラと何時間も使ってしまうのがスマホです。
アップル社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズが自分の子どもにiPadを使う時間を厳しく制限したとか、マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツが、自分の子どもには14歳になるまでスマホを持たせなかったという話があるくらいです。これらの利用による悪影響は、作った人たちが十分理解していたわけです。
ダラダラとゲームをする・SNSを眺める・他人(素人)の作った動画を眺めるなど、ストレス発散のためにと自分に言い聞かせていても、スマホを長時間利用することでそれ自体がストレスになっていることも多いのです。
受験生がスマホ中毒にならないためには、漠然と「上手く使う」ことを目標にするのではなく、厳格に使用時間を制限するか、全く使わないようにしましょう。実際に、そうしている生徒は結構いますよ!
●決まった場所でしか勉強しない
机に向かってしか勉強できない生徒は不利です。できる人は英語力向上に対する執着心が強いので、電車の中でも、学校の休み時間でも、友達を待っている時でも、そのスキマ時間に勉強をしています。周囲が多少騒々しくても、立ったままでも勉強できるようにしていきましょう。
スキマ時間を使える習慣は今後の人生においても役に立つはずです。
●言い訳が多い
「でも~」「だって~」とできない理由を見つけることに長けている人がいます。悔しい気持ちはわかりますが、できない理由を他人に理解してもらって「あーそうなんだ、大変だね。」と言ってもらってもそれは英語力向上において何の役にも立たないのです。
できる生徒は、結果が全てであることを心得ていますから、テストの点数が悪い時には素直に認めてその悔しさを次回のテストにぶつけます。
いかがだったでしょうか?当てはまっていたら認めて改善していきましょう!そうすれば周囲の生徒に大きく差をつけることができるはずです。
さあ、間もなく夏休みです!計画はたてましたか?2024年の夏は、今までの自分を「改造」して、大成功をおさめましょう!
本気でやる生徒を応援しています!