高3・高卒生の中には毎週のように模擬試験を受けている生徒もいるのではないでしょうか。そろそろ高3・高卒の模擬試験も終わりですね。大変ですが入試まであと少しです、頑張りましょう!
さて、皆さんは模擬試験をどのような心構えで受験していますか?
模擬試験を受験する理由の一つは、自分の実力を知り、弱点を見つけ出して修正するためです。そしてもう一つの理由は、試験慣れするためです。
今回のポイントはこの試験慣れです。特にこれから数多くの模擬試験を受ける高1・高2生は気を付けてください。
模擬試験は入試当日となるべく同じ環境で受験をしてください。試験の30分前には会場に到着し、筆記用具は予備のものも持参し、試験開始直前までテキストやノートを見直し、目標点に到達しなかったら不合格になるという緊張感を持つことが大切です。
模擬試験だからと「気楽」に受けたり、高得点を取りたいが故に過度に「いい環境」で受けたりする生徒がいるようですが、これはいけません。
靴を脱いだり、飲食しながらだったり、温度調節も馴染みの職員に頼めばいいやと薄着で入室したり、周りに人がいるのが嫌だからとか、2日連続の受験は大変だからという理由で、別日受験や自宅受験をしている生徒もいるようです。
そんな「ワガママ受験」をしていると、入試当日に突然環境が変わり、集中できず実力を発揮することができなくなってしまいます。
入試当日は自分にとって最高の環境で受験できるとは限りません。むしろそうでないことの方が多いでしょう。温度調節もそうですし、隣の席との間隔も十分とは限りませんし、連日の受験で疲れていることもあるでしょう。模擬試験において、そういった環境を排除するのではなく、免疫をつける必要があります。
入試当日に思わぬ理由で実力を発揮できないということがないように万全の準備をしましょう。