あと一歩でした。みんなよく頑張ったよ!

投稿:2023年8月24日塾長のブログ

現在出講している某予備校で、7月に実施した校内模試の結果が先日出ました。これは月に一度行われるその予備校独自の模試で、全校舎の高3・高卒生の受験が必須になっています。毎月結果が出るとすぐに職員の方にそれを見せていただき、自分の授業を受講している生徒を中心に成績を確認し、分析しています。

私はこの予備校のある校舎で、レベル別3クラス編成の中、中位クラス(MARCHを目標とするクラス)の文法・長文読解を担当しています。そして今回100点満点の英語の試験で、担当クラスの平均点が上位クラス(早慶上智を目標とするクラス)の平均点にあと0.28点まで迫りました!!(上位クラスの平均も70点を超えているので立派です)

10月以降に上位クラスの平均を超えることはあるのですが、7月にここまで来るとは正直驚きました。4月時点での英語の成績でクラス分けをしているわけですから、3カ月強でこのような結果が出たことは本当にすごいことなのです。成績優秀者として校舎内に名前を張り出された生徒も数人おり、うまくいけば早慶上智も狙える勢いです。

このクラスに限らず、クラス運営がうまくいくための要素を大まかに挙げると次のようになります。(実際にはもっともっと複雑ですが)

①毎回の授業の定着がなされている。(小テストの点数が良い)

②欠席者がほぼゼロ。(休んだとしてもそのことに危機感を持ち、補う努力をしている)

③雰囲気が良い。

私はどのクラスにおいても①~③の全てにおいてうまくいくよう気を配っていますが、講師としての力量が問われるのはやはり①であると考えています。①をクリアすれば自ずと②に繋がります。定着していると実感できれば当然、その授業に出席することが最優先となります。他の予定を調整してでも出席するようになるのです。

実際、先ほどのクラスにおいても、学校の関係で本当にやむを得ない理由で毎回遅刻をしてくる生徒がいます。その生徒は遅刻ついでに大きく時間に遅れたり欠席することなく、急いだ様子で決まった時間にきちんと来ます。そういった熱意が他の生徒にも伝播して③に繋がってくるのです。

①を達成させるための切り口は講師によって千差万別で、おそらく多くの講師が頭を悩ます所でしょう。先ほどのクラスでは今年、定着度を上げるためと雰囲気をよくするためのある試みをしていて、それが良い結果に繋がっていると思っています。

このクラスも、このまま順調に進むとは限りませんが(むしろ順調にいくことの方が稀です)、英語の土台は完成して一安心です。これから夏期講習終盤へ向けて他の予備校の生徒の成績も、言うまでもなく朝枝塾の生徒の成績もグングン上げていきたいと思います。

みんな頑張るぞー!!